令和7 年高岡口腔臨床カンファレンス
令和7 年3 月6 日(水)午後7 時30 分より厚生連高岡病院北診療棟3 階講堂にて令和7 年
高岡口腔臨床カンファレンスを開催いたしました。講師の厚生連高岡病院歯科口腔外科・
山内陽太先生より「周術期などの抜歯の適応について」、また山下知巳先生より「症例から
学ぶ-智歯抜歯ほか-」と題してご講演いただきました。今回は現地開催において31 名の
参加者がありました。
病院でがん治療などを行う際に、治療を遅滞なくスムーズに、またトラブル無く受けて
頂くために、感染源となる歯の治療しておくことが必要なこともあります。優先されるべ
きは全身の病気の治療であるということを念頭においての医科歯科連携が必要であります。
時間に制限はあることも多いのですが、かかりつけ歯科医院と連携して対応することが重
要であると感じました。「症例から学ぶ-智歯抜歯ほか-」では、おやしらず周囲の解剖を
再確認するとともに、術前評価の重要さを学ぶことができました。今後も同様な研修を通
じて連携強化、勉強を重ね、地域医療に貢献してまいりたいと考えます。
(高岡歯科医師会学術委員篠原治征)