令和4年 高岡臨床カンファレンス

日時 令和4年3月2日(水)19:30〜21:00

会場 厚生連高岡病院

 

 本会では総合病院の先生方と定期的に、より良い治療の提供のための合同勉強会を行っています。今回は、高岡市民病院 主任看護師 上田兵吾先生に「COVID-19に対する当院の取り組み」の内容でご講演いただきました。加えて、高岡市民病院 歯科口腔外科部長 篠原治征先生に「紹介患者の経過をもとに病診連携を再考する(薬剤編)」の内容でご講演いただきました。以下は講演の内容です。

 

上田先生

・感染対策の基本

・高岡市民病院での取り組み

・看護職員の勤務体制を見直し、「INST (Infection Nursing Special Team)を設立

・職員の感染防止対策

・陽性患者対応職員(看護師)

・病棟内のゾーニング

・感染病棟稼働当初の苦労

・今、私たちに出来ること

 高岡市民病院 上田兵吾 主任看護師

篠原先生

「ポリファーマシー」とは、「poly」+「pharmacy」で多く薬剤を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなるなど、多剤服用の中でも害をなすものという概念です。この問題点に対して、多くの症例を通じて解説されました。

おわりに「れんけいネット」の解説をされました。今後は歯科医療においても

「ICT」(Information and Communication Technology 情報通信技術)用いて安全で効率的な「れんけい」による治療が望まれるとも説明されました。

  高岡市民病院 篠原治征 歯科口腔外科部長

(高岡市歯科医師会 学術 宮田就弘)