平成31年2月21日木曜日に高岡市民病院にて高岡口腔臨床カンファレンスが開催されました。歯科医師32名と平日にも関わらず多くの先生方にご出席いただきました。
 講演会に先立ち、科研製薬株式会社さんから歯周組織再生剤リグロスの製品説明がありました。
 その後、高岡市民病院精神神経科の橘 博之先生に講演していただきました。「うつ病の病態、病気のきっかけになること」、「ストレスをためやすい性格」、「うつ病のサイン」、「口に関連した症状」、「統合失調症、脳梗塞後遺症のケース」、「うつ病の危険なサイン」、「診断、治療法」、「自分自身がうつ病になった時の対応」、「かかりつけ医としての役割」、「うつ病の家族がいる場合の対応」、「病気の予防として大事なこと」、「躁鬱病とうつ病」と多岐にわたりお話をいただきました。
 近年うつ病の方が増えており、当然患者様でうつ病を併発している方も増加していることから講演後の質疑応答も活発でした。薬によって口腔内に症状を起こす場合もあり、薬の管理も含めて患者さまへの適切な診療に役立てたいと思います。
                            

島田 芳紀