第2回 高岡市歯科医師・ 高岡市薬剤師会 合同講演会を開催しました
平成30年12月5日水曜日、午後7時半よりウイングウイング高岡 503号室にて、第2回高岡市歯科医師会・高岡市薬剤師会合同講演会が開催されました。歯科医師26名、薬剤師17名で計43名と平日にも関わらず多くの先生方にご参加いただきました。
講演内容
1 ジェネリック医薬品の品質と使用状況についてと院外処方に切り替えた場合のメリット・デメリット
高岡市薬剤師会 高松宏成先生にジェネリック医薬品と先発医薬品の違い、ジェネリック医薬品の処方方法、院外処方のメリット等についてご講演いただきました。
2 抗菌薬の適正使用
高岡市薬剤師会 飴谷伸貴先生に時間依存性、濃度依存性に効果を発揮する抗菌薬、抗菌薬の多剤耐性菌問題等をご講演いただきました。
3 錐体外路障害を起こしやすい薬剤と嚥下困難改善を期待できる薬剤
高岡市薬剤師会 藤森毅至先生に錐体外路症状と統合失調症とドパミンの関係、歯科診療時に確認してほしいこと、誤嚥の予防、嚥下困難の患者の薬物療法についてご講演いただきました。
4 薬局におけるビスフォスフォネート製剤の服薬指導と歯科医師―薬剤師の連携についての提案
高岡市薬剤師会 浜野邦彦先生に一般的なビスフォスフォネート製剤の服薬指導およびビスフォスフォネート製剤服用患者に対する歯科医師と薬剤師の連携に関する提案についてご講演いただきました。
5 高岡市薬剤師会からのご質問への回答
高岡市歯科医師会 福井功政先生に抜歯にあたってのビスフォスフォネート製剤の休薬期間は必要か否か、侵襲的処置前後の休薬期間はどのように設定されるか等、高岡市薬剤師会からの質問への回答を行っていただきました。
昨年から始まった薬剤師会との合同講演会でしたが、歯科医師、薬剤師の情報交換、知識の習得に加え、薬剤師会との連携をより深めた内容となりました。
今後も合同講演会を行い、薬剤師会との連携を深め、日々の臨床に役立てていきたいと思います。
金子 翔龍